「モテる」を、テーマにすることを終わります。

MAYBE JOURNAL / 2026

2016 — 2026

「モテる」を、
テーマにすることを終わります。

10年間やったから、次に進める。

2016年。

僕は「モテコンサル美容師」という名前で活動を始めました。

髪を切る。
服を整える。
見た目を変える。
女性との接し方を考える。

「どうすればモテるのか」というテーマを入口に、
いろいろな人と関わってきました。

気がつけば、2026年。

ちょうど10年です。

ここで一度、
「モテる」という言葉をテーマにした活動を終了しようと思います。

01

やればやるほど、
違和感が出てきた

別に「モテる」ことが悪いと思ったわけではありません。

好きな人に振り向いてもらいたい。
もっと格好良くなりたい。
自信を持ちたい。

そう思うことは、とても自然なことだと思います。

僕自身、この10年間でたくさん勉強したし、
たくさんの人と出会えました。

だから、この活動をやってきたことを
後悔しているわけでもありません。

ただ、やればやるほど、
一つの違和感が大きくなっていきました。

「誰かに好かれるために、
自分を変える」

この構造です。

モテるために髪型を変える。
モテるために服を変える。
モテるために会話を変える。
モテるために行動を変える。

もちろん、それが最初のきっかけになることはあります。

でも、その先までずっと「誰かに選ばれること」が
基準になってしまうと、少しおかしなことになる。

結局、自分の人生なのに、
判断基準がずっと自分の外側にあるからです。

02

髪を切っただけでモテたら、
僕は国家兵器です。笑

美容師として、カットはもちろん大切です。

髪型ひとつで印象は変わります。

鏡を見たときの気分も変わる。
姿勢まで変わる人もいます。

でも。

僕が髪を切ったからといって、
その人に突然「モテる要素」が搭載されるわけではありません。

10 YEARS OF “MOTERU”

それだけで全員モテるようになるなら、
僕はたぶん国家兵器です。笑

10年間やってきて、むしろ強く感じるようになったのは、

髪型や服装よりも、
もっと大切なものがあるということでした。

自分で考えること。
自分で決めること。
やってみること。
失敗したら修正すること。
そして、また動くこと。

その積み重ねによって、

「自分ならなんとかできる」

という感覚を持っている人は強い。

恋愛だけではなく、仕事でも、人間関係でも、生活でも。

結局そこなんじゃないかと思うようになりました。

03

正解を教える人ではなく、
環境をつくる人へ

だから、これから僕がやりたいことは、

「こうすればモテます」

と正解を渡し続けることではありません。

誰かにやらされる場所でもない。
誰かの人生に合わせる場所でもない。
先生の言うことを聞き続けなければ進めない場所でもない。

安心して、自分の頭で考えて、自分の力でやってみる。

失敗してもいい。
少しズレてもいい。

そこから自分で修正して、また進めばいい。

そんな環境をつくりたいと思っています。

自分で考えて、
自分で決めて、
自分で動いて、
自分で人生を少しずつ変えていける。

僕が次に作りたいのは、そういう場所です。

04

次の10年

僕はこれからも美容師を続けます。

髪を切ることも好きです。

サロンワークも続けます。

ただ、その隣で。

これからの10年を使って、

人が自分の人生を、
自分の力で動かしていける環境をつくっていきます。

2016年から2026年まで。

「モテる」を入口にして、
本当にたくさんのことを経験させてもらいました。

だからこれは、過去を捨てるという話ではありません。

10年間やったから、次に進める。

そんな感覚です。

僕は今年40歳になりました。

次の10年が終われば50歳。

そのときに、

「あのとき、次に進んでよかったな」

と思いたい。

そしてできれば50代になっても、

まだ新しいことをやって、
まだ失敗して、
まだ面白がって、
ワクワクしていたい。

そのための次の10年を、ここから始めます。

NEXT 10 YEARS

2026 — 2036

10年間、

「モテコンサル美容師」として
関わってくださった皆さん。

ありがとうございました。

そして、これからも美容師として。

その先では、また違う形で。

よろしくお願いします。