ing project
ちあきちゃん、
行ってらっしゃい。
2025年12月13日から始まった、ひとつの小さなプロジェクトの記録です。
クマぶちょ執筆
ingのメンバー、ちあきちゃんがワーキングホリデーでフィンランドへ行くことになりました。期間は約1年。
ちあきちゃんは、ingの中でとても不思議な存在です。Tシャツのデザインに入ってくれたり、細かいところで助っ人に入ってくれたり、気づけばいろんな場面で力を貸してくれる人。
本人は「えー」なんて言いながらも、いろんなダンスに参加してくれて、カバーダンスとなると「とりあえず、ちあきちゃん」という声が上がるくらい、助っ人能力の高い人です。
だからこそ、いろんな人がちあきちゃんに助けられてきました。
そんなちあきちゃんがフィンランドへ行く前に、何かできないか。ちあきちゃんはBE:FIRSTが好き。それなら、最後にBE:FIRSTの曲で踊って、送り出せたらいいんじゃないか。
そんな流れから、このプロジェクトは始まったようです。
「ようです」と書いているのは、わたしクマさんは途中から参加メンバーとして誘ってもらったからです。細かい発足の流れは知らないのですが、後日「決まったから」と、わりと強めに誘っていただきました。ありがたい話です。w
6人が集まるまで
最初は、まなみさんやナッティーを中心に、少しずつメンバーが集まっていきました。
双子のはるなが勧誘され、「はるな勧誘成功しました」とLINEグループにメッセージが届きます。そして最後の一人をどうするか。
まなみさんがくみこさんを誘ってくれて、くみこさんも参加してくれることに。こうして6人がそろい、練習が始まりました。
ingのプロジェクトは、自分たちで作っていく
ingのレッスンには、少し面白い文化があります。先生にすべてを任せるのではなく、まず参加するメンバーの中から、自然とリーダーのような人が生まれます。
スタジオの空きを調べる人がいて、LINEグループで参加できる日を出し合い、人数が多く集まれる日を見つけていく。そのうえで、先生にも参加してもらえる日があれば、レッスンをお願いする。
スタジオも、手が空いている人が探して予約してくれる。先生にお願いする前に、自分たちでできる準備をする。そうやって、みんなで練習の時間を作っていく文化があります。
年末から始まった、タイムリミット付きの練習
このプロジェクトは、2025年12月からスタートしました。タイムリミットは、ちあきちゃんがフィンランドへ向かうまで。
まずは、誰がどのパートを踊るのかを決めていきます。クマさんは、ありがたいことに最初からパートが決まっていたようです。
担当は、SOTAさん。一番難しいパートです。これは本気でやらないと泣きを見るなと思いながら、寒い時期のスタジオ練習に参加しました。
得意なメンバーもいれば、苦手なメンバーもいる。フォーメーションを確認して、細かい振り付けを合わせて、少しずつ少しずつ形にしていきます。
途中で雪が降る日もありました。グループの中で誕生日の人がいれば、ちょっとお祝いもする。ダンスだけではなく、そのプロジェクトの期間だけ生まれる空気があります。
それが、とても楽しい時間でした。
撮影日を決める
ある程度、踊りの目処が立ってくると、次は撮影日程を決めていきます。撮影するなら、どこのスタジオがいいのか。
ingには撮影文化があるので、メンバーの中にも「あのスタジオはこうだった」という経験が残っています。新しい撮影候補のスタジオを見つけた人が先生に共有してくれることもあります。
ただ、そこで先生のプロの目が入ります。ミラーが見えにくい。照明が足りない。縦幅が狭い。そういう細かい部分を見てもらいながら、撮影に向けて場所を決めていきました。
カメラマンは、いくみんへ
今回、少し困ったことがありました。カメラを回せるナッティー先生とクマさんが、どちらも踊る側だったことです。
そこでお願いしたのが、ing名物助っ人カメラマンのいくみん。今回は特別に撮影を引き受けてくれました。
「ちあきちゃんがもうフィンランドに行っちゃうから」。その特別な事情を、しっかり使わせていただきました。
カメラマンの手配。スタジオの手配。フォーメーションの確認。衣装の準備。当日に向けて、少しずつ最終調整が進んでいきます。
衣装も含めて、知らない自分になる
ダンスの衣装は面白いものです。普段の自分では選ばない服が指定に入ることがあります。いつもの私服とは全然違うものを着ることもあります。
でも、それもまた新しい経験になります。自分では選ばなかった服を着て、自分ではやらなかった動きをして、いつもとは違う人たちと同じ曲を踊る。
それだけで、日常とは少し違う時間になります。
撮影当日
撮影当日には、はるなの双子のゆきなも来てくれました。さらに、今後カメラマンとして入ってくれるかもしれないという噂の、みずきさんも助っ人として参加。
みんなの勇気と呼ばれる、いつも掛け合いをくれる笑顔満載のみずきさんです。プロジェクト撮影としては、かなり贅沢な撮影になりました。
そして、もうひとつ。ちあきちゃんにサプライズで「行ってらっしゃい」のメッセージを届けたい。
そのために、はるなが一人ひとりの背中に貼る文字シートを書いてくれました。本人にバレないように、前日の練習会でこっそり渡してくれたメッセージです。
当日はみんなで「行ってらっしゃい」の文字を背負いながら、約1時間半の撮影に向かいました。そして、無事にこのプロジェクトは完成しました。
プロジェクトの成果
完成したダンス動画です。
プロジェクトの裏側
練習や撮影の空気も含めて残した、裏側の記録です。
Instagramで見る時系列
Instagramには、この記事と近い流れでプロジェクトの時系列をまとめています。練習の空気や、当日までの流れを短く見たい方はこちらからどうぞ。
ただの思い出ではなくて
今回のダンスは、うまく踊ることも、ちゃんとやることも、もちろん大切でした。でもそれ以上に、心のどこかで「ちあきちゃんに何か返したい」という気持ちがありました。
自分のためだけではなく、誰かのために参加する。全体のために練習する。少しでもいいものにしようと工夫する。
その時間が、不思議と楽しかったです。しかもそれが、動画や写真として残っている。見返すたびに、その時の気持ちや、優しい空気や、充実した感じを思い出せる。
それが、とてもingらしい時間でした。
巻き込まれることで、始まることもある
何かやってみたいこと。いつか挑戦してみたいこと。気になっているけど、自分からはなかなか始められないこと。そういうものは、誰の中にもあると思います。
一人で過ごす時間も、もちろんいい時間です。でも、誰かに巻き込まれることで、新しい一歩が始まることもありますよね。
予定していなかったことをやってみる。少し大変そうだけど、参加してみる。その中で、違う世界を見たり、新しい自分に出会えたりする。
そういう経験が、無理な圧力ではなく、思いやりのあるつながりの中から生まれること。それは、とても価値のあることだと思います。
それらしいことを書きましたが、正直に言うと、
ただただ、楽しかったです。
でも、こういう文化を大事にしたり、こういう時間を喜んでくれる人が増えたら、それもいいなと思っています。
何かやってみたい人。挑戦というほど大げさではないけれど、いつもと違うことをしてみたい人。この記事が、そのきっかけになれば嬉しいです。
次はあなたも、ingのみんなと一緒に。ingが作る時間の中で、少しだけ特別な日を過ごしてみてください。
written by ing
ちあきちゃん、フィンランド行ってらっしゃい。
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